EMC2のアップグレード

未だ Ubuntu Lucid には対応していない様ですが、EMC2_2.40 にバージョンアップしているので、取り敢えずアップグレードしてみました。
待っていてもアップデートマネージャーの通知が来ないので、調べてみると書いてありました。
すなわち、Synaptic のリポジトリを編集して emc2.3 の記述を emc2.4 に書き換えると云うことです。

アップグレードが完了して、いざEMC2を起動するとエラーの窓が出てNG・・・
これも調べてみると書いてありました・・・
 つまり、.ini ファイル(私の場合は PRX.ini)の中の "NML_FILE = emc.nml." という記述を削除しろと書いてあるので、先頭に#をつけてコメントアウトしました。
これで無事起動できましたが、次の様な説明もあるので取り敢えず変更しておきました。
emc.nml の中の指定の箇所の数値を 10240 から 16384 に変えておきました。
起動すると、バージョンは 2_2.41 となっています。
ちょっと動かしてみた限りでは何が変わったのやら?・・・
気になる不具合は依然現れました。
早く Lucid に対応しないかな?

Z軸用POMナットの製作

予備のためにZ軸の台形箱型ナットもPOMで作っておこうと、図面とデータを作りました。
 そのうち加工します。

バックラッシュの測定

さて、POMナットに換えてぐりぐり動かしてから測定してみました。
0.1mm を下回らないかな~!なんて期待していたのですが・・・
結果は・・・
X = 0.170mm
Y = 0.195mm
・・・でした。
ちょっと期待はずれでしたが、前回の数値(X=0.240,Y=0.280)に比べると明らかに効果はあった様です。
この機械ではこの程度が限界なのでしょうか?

ナットの止めネジが緩む事が懸念されるので、こまめに測定してチェックしようと思います。

POMナットの製作

取り敢えず G-Simple で2個同時に切削すべく NCデータを作成。
G-Simple はドリル加工が最後に来てしまうので、表面処理、穴あけ、切削の3工程をそれぞれ別のデータに分けて加工しました。
最後の切削用データ
完成した送りナット

台形ネジのタップには、オリジナルマインドのリサイクルで購入した 100mm 長台形ネジを半分に切って(2本)作りました。(¥380)
グラインダーでいい加減に加工しました。
実際にネジを通してみると、ガタは無いものの思ったよりスムーズに回りました。もっとキツくなると予想していたのですが・・・

いよいよ組み立て、ついでにX軸にもベアリングを咬ませました。
一日仕事で疲れました。

マシンの精度を上げる!

PROXXON オリジナルの真鍮製送りナットをPOMに交換しようと考えています。
ナットの形状と寸法を調べるために分解して取り出しました。
一応図面をひいて加工する準備はできました。

その前に元に戻して組み直す際、Y軸のセットカラーの間にベアリングを挟んでみました。
これでもバックラッシュが 0.02mm 減りました。

注文していた t20mm 145x145mm のPOM板が届いたので、明日は早速加工に入ろうと思います。

スピンドルの制御

リトフェイン等、時間の掛かる加工にはスピンドル・モーターを自動にOFFできると便利なので、秋月のSSR(ソリッドステートリレー)キットを使ってソフトウェアーで制御できるようにしました。
キットの制御入力電圧は 3〜8V(Max 24V) となっていたので、抵抗(R1) を定電流ダイオードに換えて 24V で使用しています。
出力側はプラグ付きコンセントを利用して・・・

チャージポンプも試してみましたが、現状では上手く作動しない様で・・・
実を言うと・・ちょっと面倒くさかったので、設定してみたものの動かない様だったので、すぐに設定を戻してしまいました。
EMC2 の要因か、パソコン自体なのか真剣に追求していないので断言はできません。
必要を感じたら再度試してみようかと思います。
とりあえず、手動で電源ON/OFFするよりは楽ちんになりました。

現在、マシンの精度を上げるべく構想中・・・

 こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。 https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e