表札作り by PVC

今日は前から作りたかった家の表札を人工大理石で製作してみました。
G-Simple で作ろうと思っていたのですが、DXFに変換したフォントを読み込むのが非常に面倒くさい・・・
NCVC も今一使う気にならない・・・そこで PhotoVCarve の登場です!
Gimp で背景を黒にして文字を白で描いて gif 等で保存。
それを PhotoVCarve で読み込んで刃物と深さの設定をすれば簡単に浮き彫りが出来上がります。(下にローマ字も入れましたが、そちらは逆に彫り込みました。)
加工時間は4時間ちょい。
なかなかの出来栄えでしたが、今回写真は載せません・・・
これなら人に頼まれたら簡単に作ってあげられます。

リトフェイン 20時間!

庭に咲いたクロッカスの花の写真をリトフェインにしようと 128x96 の大きさで加工を始めたところ、5時間経っても 1/4 程度しかできない・・・
仕方ないので5日に渡って少しずつ加工したところ、延べ20時間以上掛かりました!
PhotoVCarve の表示では3時間半位だったと思います。せいぜい倍位を覚悟してはいたのですが・・・
切削スピードは F1000/300 に設定しました。
Gコードは320,000行を越えていましたが幾ら何でもこんなに掛かるとは・・・
しかも区切りがしっかり5回分残ってしまい、出来もぱっとしません。
リトフェインには向いていない画像だったとは思いますが、がっかりです。
もっと題材を選ばなければいけませんね!
スピンドルモーターが可愛そう!

レリーフもどきに挑戦

愛車の画像を使って浮き彫り風のアクセサリーを作ってみました。
アルミで作ろうと思ったのですが、加工途中で材料が動いて敢えなく失敗!
おまけにΦ1mmボールエンドミルも折ってしまい断念!
手持ちのアクリル板で再挑戦しました。
ちょっと分かり難いのでもう一枚
下に映った画像の方がいい感じ!
もっと彫り込みを深くしたかったのですが、
Φ1mmのエンドミルではこの位が限界かと・・・


元の画像はこんなのです

リトフェインに挑戦!

面白そうなので PhotoVCarve というソフトを購入しました。
Windows で使うつもりでしたが、あっさりと Wine でインストールでき Ubuntu 上で全くストレス無しに使えました!
これは凄いソフトです。
フォトイメージから簡単に3Dツールパスを作成してくれます。

早速リトフェインに挑戦してみました。(こちらが参考になります。)
猫の写真を使いました。
NCデータはあっという間にできあがります。

切削の荒加工は30分位で・・・ただし切り粉は凄いです!
雪の如く積もります・・・
最初は 80x60mm くらいのサイズを F400 で仕上げたところ、なんと5時間オーバー!
しかも荒切削ではセーフだったのに、仕上げ加工の最後でクランプに干渉・・・
(背景部分だったので一応形にはなりましたが・・・)
この失敗を教訓に、固定は両面テープに変更。
サイズも 60x50mm くらいにして F800 で加工。
それでも3時間半掛かりました。
完成!!
時間は掛かりますが CNC ならではの工作と言えますね。
毎週末はこればっかりになりそう!
レリーフにも挑戦してみようと思います。

手作り工作品〜ギターパーツ

趣味で弾いているギターにも手を入れてしまいました。
 
↑元のつまみ
 
縞黒檀の板からピラニアソーとヤスリで加工しました。
さすがに6個作るのはしんどかった。
 
 それから、ナットも同じ材料で作ってみました。
サドルにも手を入れてあります。
(両方で音程の補正)
 

そしてセヒージャ(スペイン式カポタスト)も
同じ縞黒檀で作りました。
これこそCNCで簡単に切り出せますね!
正確に原型を出して仕上げに手を加えれば
味のある良い物が作れると思います。
こんな物を作るだけで商売にならないかなぁ〜

手作り工作品〜パイプ

さて、CNCも一応落ち着いたので、今までにやってきた手作り工作の一部を紹介します。
とにかく自分が使う道具は自分の手を加えないと気が済まない性分なので、ついつい自作の道に走ってしまいます。昔はオーディオにも凝りました。

まずはパイプです。
最近は殆ど触れていませんが、一時期凝りました。
写真のような状態の材料を手に入れ、ヤスリでひたすらゴリゴリと加工するのです。

この作業で威力を発揮したのが鋸ヤスリという道具です。



 綺麗に着色するのが普通ですが、磨きだけの方が変化が楽しめて好きです。


ワイヤーブラシ仕上げで変わった効果を出すこともできます。 
愛用のサロメのガスライターと
端材で作ったタンパーです。

パイプ作りもCNCを使えば原木から作ることができますね。


テスト切削

バックラッシュの補正をして初めての切削です。
このデータを EMC2 に送り、折れたエンドミルの先を尖らせた彫刻用刃物を使って塩ビの薄板に彫ってみました。
この画像はスキャナーで読み取ったものです。
バックラッシュの補正が効いてちゃんとした円が描けました!
これなら十分です。

 こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。 https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e