ウェーヴ・リップ

前回のピッコロの歌口では
あまり良い結果が得られず
形状を検討する必要があります

ピッコロではどうも判断することが難しいので
通常のフルートの歌口を製作して
検証してみる事にしました

波型にするには
高さを確保するために
歌口部分の径(円柱の直径)を
通常より大きくする必要があります

したがって
リッププレート形状以外の部分を削り落とすのに
更に労力を必要とします・・・



左は今まで数本作って音の比較をし易いワイルドオリーブ

右は初めて使うリグナムバイタです
総 称 名 リグナムバイタ
学   名 Guaiacum officinale
産   地 メキシコ
科   目 ハマビシ科
比   重 気乾比重 1.20~1.30 広葉樹
質感がパロサントに良く似ていてほのかに甘い芳香も感じられます
最も重い木のようですが
それ程硬いという印象ではありません


手間が掛かる分良い結果が得られると良いのですが・・・


ピッコロ頭部管の試作 その八及び九

前回のアフリカンブラックウッドを使った
ウエーブタイプの試作ですが・・

最初に音を出した時には
あまり良くなく
苦労した分がっかりしました・・・

その後何度も手を加えて
少しずつ改善されたものの
良いのか悪いのか良く判りません

 

その後
スネークウッドのコラボタイプも作ってみました

こちらはヘインズの銀管に合わせました

これから2本併せて吟味していただく事にします

 こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。 https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e