頭部管ケース

発注していた頭部管ケースが
届きました



                                                         

使用木材はウォルナットと縞黒檀です



果たして実際はどの頭部管が
収まることになるのでしょうか・・・


選択用頭部管3本完成

この間 次なる課題 と題して
2本の頭部管を製作しました

実は
以前知人に製作した頭部管を
ウィーン交響楽団の首席フルート奏者である
クランバウアー(Elwin Klambauer) 氏 
に吹いていただく機会があり
非常に興味を持っていただきました
(以下はメールで送っていただいたコメントです)
well, I was deeply impressed by your mopane-headjoint of Bando-Sensei. 
the headjoint had everything, I am looking for in a flute-sound...elegance, many colours, power, and an amazing response!

今回は残念ながら
試奏されたモパーネウッド頭部管より
良いものが無かったので
4月に来日される際に再び試してもらうことになりました

その為に製作した頭部管は
どちらも私としては納得のいく仕上がりになりました
好みによってどちらを選ぶかは分かりませんが
どちらかをきっと気に入っていただけると
思っています・・


折角なので
最近製作しているシルバーライザー付頭部管
も試していただこうと思い
新たに本紫檀で作ってみました



本紫檀 HS 127
ボコーテ BC 126
 
モンゾ MZ 125

果たして
どの様な評価をいただけるのか
今から楽しみです
(本音は少々緊張しています)


リグナムバイタ製頭部管 RG-90 の修理

先日リグナムバイタ製頭部管 RG-103 が割れて
修理のために戻って来ました
どうやら割れやすい材質のようです

最初に修理して吹いたところ
30分程度で”パキッ!”という音と共に
修理箇所が割れて突然鳴らなくなりました・・

再度修理してしばらく様子をみたところ
その後割れることなく落ち着きました
自分用に手もとに置いてある
RG-90 に比べて
とても良い音がします


上の1年前の Facebook の記事にあるように
RG-90 は色々と手を加えたものの
その後あまり良い状態ではなく
半ば諦めて放置していました
きちんと修理すれば
RG-103 のような鳴りが取り戻せるのでは・・
と考え
再び挑戦することにしました

表面はリッププレートの部分で止まっていますが
中をよく見ると
もうすぐ歌口穴に達するところまで
ひび割れが迫っていました

完璧に割れの修理をすれば
良い状態になる可能性はありましたが
ついでに
シルバーライザーを埋め込んで
試してみることにしました

最初からずいぶんと姿を変えたものです
割れもこのままで治まってくれれば良いのですが・・

吹いてみると
特に問題は感じられなくなり
かなり吹き易い状態になりました
ダイナミックレンジが広がった感じです
これなら通常吹く頭部管になりそうです

久々に音を載せます

ウクレレ ペグ交換



昨年暮れに手に入れたウクレレ
中国製の安物ですが
細部の作りも凝っていて
音も結構良いのです

以前ギターでやったように
ペグを作って交換しました

元の黒も良いのですが
質感と形がイマイチの気がします

てっきりプラスチックかと思ったら
どうも金属のようです


丁度手頃な大きさのペルナンブーコの端材を使いました
シンプルなデザインにしました



質感は良いのですが
黒い木を使った方が良かったかもしれません

そのうち
こちらに交換してしまうかも










 こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。 https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e