今までの試作とは違う形で作ってみることにしました
この様に
今までは一番外側に銀のパイプを使い
胴体のコルクの外周に合わせた内径の
木製の中筒を挿入する形でした
当初
何故このような形にしたかと言うと・・
中筒を交換することで色々なメーカーに対応できる
ということもありますが
フルート用の接続管がそのまま流用できる・・
という単純な理由が主でした
この様に
胴体のコルクの外周に合わせた内径の
木製の中筒を挿入する形でした
当初
何故このような形にしたかと言うと・・
中筒を交換することで色々なメーカーに対応できる
ということもありますが
フルート用の接続管がそのまま流用できる・・
という単純な理由が主でした
今回は
殆どの木管ピッコロ頭部管と同じように
金属部分を埋め込む形にします
それには
胴部管の接続コルクに合うパイプを作らなければなりません
先ずは洋白板から切り出しですCNCを使えば綺麗に切り出すことができますが
糸鋸でも1mmの間隔をとっておけば
多少曲がってもその範囲内で切り取ることはできます
最小のエンドミルでも1㎜径なので
余白部分は同じということです
それから
中心の細い銀パイプとつなぐリングも作らなければなりません
真鍮丸棒に細パイプ用の穴をあけ
外側のパイプの内径に合うように外径を削ります
4㎜程に切り出します
先程の洋白板をなまして(熱処理で柔らかくする事)から丸めます
それをロウ付けします
(両面が押し付け合うように癖をつけておけば絡げる必要はありません)
ここでは融点が高めの7分ロウを使います
(後からロウ付けする際に溶けない様に)
芯金に入れて叩いて成形
いわゆる巻管の手法です
順序が前後していますが
先程の真鍮リングと銀のパイプをロー付けしたものを
洋白の巻管にロウ付けします
さらに
銀の平角線を巻いて作ったリングをロウ付けします
接続部分が出来上がりました。
なんとも手間の掛かる作業です
真鍮部分は洋白の丸棒が入手できそうなので
今後は洋白にするつもりです