Buffet Crampon 用木製頭部管の製作 完成

 2回に分けて製作工程を紹介してきましたが

ようやく完成しました


当初はもっと茶色の材料にしようと思いましたが
それほど違和感もないようです


元の頭部管は殆ど演奏不可能な状態でしたので
比較のしようもありませんが
とても演奏し易い楽器に変身しました
本体は要調整ですが・・





Buffet Crampon 用木製頭部管の製作 その2

ジョイント部分を接着して外形削りに入りました
 
他の部分を仕上がりに近い状態まで加工してしまったので
リッププレートの加工に気を使いました

只管削ってほぼ段差のない状態になりました

歌口穴の深さ(壁の高さ)を確保するには
木管フルートの場合
歌口部分の径を大きくする必要があり
その結果顎(唇)に当てた時に吹き辛くなることがあります
その点リッププレート削り出しの場合
形状を自由に形作ることができます

上部リングを製作し接着し
下のリングも整形しました

エンブレムを貼る部分を彫って
貼り付けます

歌口の下穴をあけて成形開始

ほぼ二日かけて歌口ができあがりました

ヘッドスクリューも製作

木部とジョイント部分の内径調整も行いました

後はオイル処理をして乾燥を待ちます

 こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。 https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e