ベースの四隅がスライドガイド、下中央が箱形台形ナットです。
レールの付いた可動側とのベース間(隙間)は24mmとなります。箱形ナットの高さが20mmなのでまあピッタリというところでしょうか。
ステッピングモーターの取り付けには相当悩みました。オリジナルマインドさんに頼み込んでPRXと同じ部品を譲って貰えないかと本気で考えました。さらにスピンドルホルダーも一緒に・・・。
結局XY軸と同様にプレートとアルミカラーで何とか組める見通しがついたので、図面を引いて加工に入りました。
左のプレートの上に前回切り出しておいた正方形のプレート(其々3mm厚)を重ねて、10mmアルミ丸棒でステッピングモーターと連結しました。今回アルミカラーにネジを貫通させるのではなく、丸棒の両端にタップを立てて4mmネジで止める様にしました。Φ7.5mmの穴は鍋ネジの頭を隠す(埋める)ためのものです。
アルミ丸棒の切断も今回はこんな方法で行いました。
長いアルミ棒がブレないように、ピロー型フランジベアリングに通して板に固定したドリルにくわえます。スピードコントローラーで回転を調節しながら、慎重に罫書き線の上にピラニアソーを当てます。突っ切りバイトも考えましたが、あさり幅の小さいピラニアソーは持って来いの道具です。
こんな方法でも結構綺麗に切断できるんです!
これも簡易旋盤型突っ切り機と命名しておきましょう・・・。
課題であったスピンドルモーター固定部品ですが・・・結局フライス本体のその部分を切断して利用する荒技で克服しました。ここでもピラニアソーが活躍しました!(今まで木工でしか使ったことが無かったのですが。)
この写真で分るでしょうか?
結局本体を利用したのはこの部分とスクリューシャフトとセットカラー用に切断したパーツの一部のみでありました。(一番上の画像に写っています。)
これで漸く完成へと向かうのでした。
次回でハード編 は終了する予定です。
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