こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。
https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e
歌口の大きさと形状が何だかしっくりこないので
修正することにしました
歌口穴を少しだけ修正してから
それに合うブロックを削り出して埋め込むことに
なるべく隙間なくぴったり収まるように少しずつ成形していきます
少し叩き込んでほぼぴったり嵌る状態になりました。
仕上げもオイルではなく拭き漆で仕上げてみることにします
黒い木ではあまり漆仕上げの良さが現れませんが
防水性といった点では良い結果が出るのではないでしょうか
以前トラヴェルソに入れるマークの為に焼印を作った
初めは真鍮の板に英字を書いて糸鋸で切り取ったシンプルなもの
さらにちょっと装飾を加えたものも作ってみた
これをハンダゴテに取り付けて熱して押すわけだが
曲面に綺麗に押すのは結構難しく
ずれたり曲がったりとやり直しが利かずに失敗も多かった
ちょっと附属の紙で試してから色々なものに彫ってみた
これなら十分使えそうである
アクセサリーを入れる箱もちょっと高級感が出る
こんなこともやってみた(3㎝ 四方)
※ note より転載
スペイン式カポタスト ”Cejilla” を作りました
少しだけギター(フラメンコ)を弾くので
以前自分用に一つだけ作ったことがあります
(今も使っています)
縞黒檀製
ちょうど良い大きさの材料が残っていたので
ペルナンブーコで作ることにしました
ブラジルウッド Brazililwood
【別名】ペルナンブーコ Pernambuco
【学名】Caesalpinia echinata
【科名】マメ科
【産地】ブラジル
【比重】0.98 ~ 1.28
この木から「ブラジル」と呼ばれる赤い染料が採れることから、ブラジルという国名が付けられたといわれる。
バイオリンの弓に使われる。
例によって鋸による手引きなので手間が掛かります
木部の加工が終わり
あとは弦を押さえる部分にゴムを貼り
革のベルトにナイロンストリングを通して取り付けて完成です
実際にはこのように装着します
色々な木を使ってそのうちウクレレ用も作ってみようかと思います
※ note より転載
お客様からの依頼で
銀製頭部管の歌口を木製に付け替えることになりました
材料はいろいろ検討した末
リグナムバイタにすることにしました
リグナムバイタ Lignum vitae
【別名】ユソウボク(癒瘡木)
【学名】Guaiacum offcinele
【科名】ハマビシ科
【産地】中米、カリブ海沿岸地域、南米北部
【比重】1.20 ~ 1.35
世界で最も重くて硬い木の一つ。
上は外した銀の歌口です
画像では遠近法であまり差があるように見えませんが
かなり大きな穴に感じます
※ note より転載
レースウッド Lacewood
【学名】Euplassa pinnata
【科名】ヤマモガシ科
広葉樹
【産地】ブラジル
【比重】0.82
接続管の接着にはひと工夫して強度を増したが
交換も可能なようになっている
今回はヘルムート・ハンミッヒに合う接続のサイズにしたが
後に他のメーカーに合わせることも可能だ
多少の扱い難さは少々我慢しても
余りある音色の魅力を感じるのは私だけだろうか?
これから少しずつ第三者の意見を伺って行こうと思う
※ note より転載
楽器店経由でファゴット用ハンドレスト(通称”ウンチ”)の
製作依頼がきた
これは遊びで作って知人にプレゼントしたもの
(猫のつもりだがちょっと変)
今回は依頼者から形状(曲線)の指定があり
紐を巻いて形作ったものが送られて来た
今までは自分で作った下の2種類の型を用意して製作していたのだが
先ずは新しい型を作ることから始めた
今回は削り出すための型とラインを確認するための
2種類の型をベークライトで作ってみた
無事寸法通りに
無事に終了
型を使って材料の両面に形をけがく
まずはシャフト固定用の下穴とタップをたてておく
そしていよいよ成形するための最小限の余分をカットする
これもバンドソーを使えば形通りに楽に加工できるのだが・・・
そして全体を仕上がりの形に削る
ここからセンターの仕上がりラインを残して曲面を形作る
こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。 https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e