薩摩黄楊の木取り

だいぶ前に
原木の状態で入手した薩摩黄楊ですが
どうやって木取りしたら良いものか
考えるだけで
手をつけていませんでした

バンドーソーの導入も考えたのですが
この狭い部屋では
設置場所もありませんし
集塵をきちんとしないと
大変なことになりそうです

いよいよ100本目の頭部管を製作するにあたり
黄楊を使ってみようと考えました

とにかく
失敗を覚悟で手鋸で挽いてみることにしました
こんな小さな丸太半分でも結構いいお値段です
何度か休みながら
あともう少しで切り終わります
全くのフリーハンドですが
結構真っ直ぐに切れています
多少節もありますが何とか使えそうです

ここからフルートとピッコロの材料が1本ずつ取れれば・・
と期待しているのですが
フルート用にはギリギリのようです
ダメならもう1本の丸太を使いますが
これを手鋸で・・となると
難しそうです

とりあえず
切り終えた材料を
円柱にしてみることにしました
こんな形状から挽くのは初めてですが
如何にも ”ウッドターニングしてるぞ!”
という感じです
Φ32程度の円柱が取れました
これならフルート用に使えそうです

その後の穴あけで中心がずれてしまい
駄目かと思いましたが
ずれた穴を中心にして外径を削ったところ
何とか取り残しなく寸法が出ました
無事に " TSUGE 100 " の刻印を入れて
仕上がると良いのですが・・


0 件のコメント:

コメントを投稿

 こちらも note に投稿したのでリンクを貼っておきます。 https://note.com/utakuchikoubou/n/n54424a95df5e